2018年 01月 27日
全国産業観光フォーラム、半田市で開かれる
お役所の主催するものだけに式典に1時間ちかくをかけていました。内容は記念講演・事例発表・パネルディスカッションとその後に元JR東海の社長を務められた須田寛氏のお話がありました。事例発表の中身はいずれも苦労しながらも、仕事が順調に展開したことで、そのことが地域の活性化に結び付いたものでした。 つまり、産業観光という特別なものを創ったということではなく、お菓子作り、味噌たまりづくりを、より皆さんに知ってもらうことで人が集まってくるようになった、というものです。そのことは、食べる、買うだけでなく、どのようにして作られるのか勉強する、どのようにして作るのか体験することを通して、人々の知識欲を満たし、暮らしをより豊かにすることに貢献しています。つまり、地元にある産業をより多くの人に知ってもらうことが地域を元気にすることになり、それこそが産業観光と言えます。
東浦町は俗にいう観光地ではありませんが、歴史や文化においてすばらしいものが数多くあります。何といっても徳川家康の母『於大の方』の生誕地です、さらに織田信長が初めて鉄砲を使った戦『村木砦の戦い』の地でもあります。少し前までは綿織物の国内三大生産地の一つとして東浦の経済を支えてきました。さらに国文学者の久松潛一氏・久米常民氏を輩出しています。
こうしたことに加えて、東浦町においても元気な企業や事業主さんはたくさんおります。今後みなさんの努力や発信をより効果的なものにするために、観光協会の取り組みを進めていきたいと考えております。
(写真はいただいたたくさんの資料・パンフレット)